今日は、今年の1回めの「土用の丑の日」みたいです。
ガキンチョのころは、「土曜日じゃないのになぜ『どよう』?」とか、
「『うしのひ』なのになぜに『うなぎ』なの?」とか、わけわからん日でしたね。
そもそも、「土用」というのは、「土曜日」ということではなく、
季節の変わり目を意味する雑節(ざっせつ)のうち、四季の四立(立春、立夏、立秋、立冬)の直前の約18日間を指す言葉で、
さらに、この期間のうちで十二支が丑の日のことを『丑の日』というらしいです。
それで、現在では、一般に「土用の丑の日」といえば、夏の「土用の丑の日」のことを言うようになったようですね。
で、その「土用の丑の日」に「うなぎ」を食べるようになったのは、まあ、お約束のように諸説あるようですが、
江戸時代に平賀源内という人が、「夏に鰻が売れない鰻屋さんに頼まれて、PRしたのが始まり」という説が有力だそうです。
そもそも、鰻は、ビタミンA、B1、B2、D、E、コラーゲン、DHA、EPAなど体に必要な栄養素が非常に豊富に含まれていて、
夏バテ防止に効果抜群ということなので、「土用の丑の日」に「うなぎ」を食べるというのは、理にかなっているようですけどね。
ということで、我が家でも、今年は、「土用の丑の日」に「うなぎ」を食べましたとさ。
ちなみに、今年はもう一度「土用の丑の日」があって、それは、来月、8月2日にやってくるということです。
おしまい。