先週末で、新型コロナウィルス感染症による、いわゆる「自粛要請」が、ほぼ全国的に解除されましたが、
そのタイミングに合わせて、だかどうだかは知りませんが、
厚生労働省から、「新型コロナウイルス接触確認アプリ」というのが、リリースされたそうですね。
この「新型コロナウイルス接触確認アプリ」の英語表記「COVID-19 Contact-Confirming Application」
の頭文字をとって、「COCOA」(ココア)と呼ばれるそうです。
このアプリは何なのかと言うと、このアプリを導入して起動したスマホを持っていると、
新型コロナウイルスに感染した人、つまり感染者と濃厚接触したことが、スマホに通知されるアプリということです。
要するに、「コロナに感染したかもよ、要チェックや!」というのがわかるということだそうです。
ただし、当然ながら、自分だけがこのアプリを導入してもダメなわけで、
感染者もアプリを導入していて、しかも、コロナに感染したことを、自己申告する必要があると、
しかも、感染者と15分間、1メートル以内に一緒にいた場合なので、ハードルはかなり高いような気がしますね。
まあ、このアプリ、一見役に立ちそうですが、よくよく考えると、かなり問題がありそうな気がします。
まず、なんと言っても、「コロナの感染」が自己申告という点。
まず間違いなく、悪ふざけで、嘘の感染申告をする人が出てくるでしょうね。
さらに、導入することで、自分の位置が他人にダダ漏れということですよね。
個人情報保護という意味でも、かなり問題が発生しそうです。
そもそも、全国民がそろって導入しなければ、意味のなさそうなシステムなので、
今すぐ導入するのはありえないかなと、個人的には思います。
まあ、仮に、全国民の8割ぐらいが導入したら、最後の最後で導入するかもしれないですけどね。
とりあえず、新型コロナウィルスに感染する危険のある場所には行かないことが、
「新型コロナウィルス感染症」に対する、最善で最強の対策だと思うので、
もうしばらくは、引き篭もり生活を続けようと思います。